リバースモーゲージとは?問題点やリスクは?

rouzinリバースモーゲージという言葉を聞いたことはありますか?

定年後の年金生活に不安を抱く方には、知って得する情報です。

リバースモーゲージを利用できる人は、自分の持家を持っている人です。

その家に住んでいるのは老人たちだけ、という場合には、メリットになるかもしれない制度なのです。

該当するそろそろ定年の、あなたの老後の選択肢の一つになるかもしれません。

 

 

リバースモーゲージとは?

簡単に言うと、銀行などの金融機関から、持ち家を担保にお金を借ります

家の人間が亡くなったら(住む人がいなくなったら)、家は借りていた金融機関のものになる、という仕組みです。

では、その仕組みを説明していきましょう!

 

リバースとは「逆」、モーゲージとは「抵当(ていとう)・担保(たんぽ)」という意味です。

つまりリバースモーゲージとは「逆担保融資(ぎゃくたんぽゆうし)」のことになります。

 

一般の方が融資を受けるというと、一生に一度と言われる大きな買い物、住宅ローンが思いうかぶのではないでしょうか。

リバースモーゲージは公的機関での運営が主ですが、各銀行の商品にもなっています。
申し込みは、取り扱いのある自治体や銀行になります。

不動産(ふどうさん)、つまり自分の家や土地を担保に、生活のためのお金を借りることができる仕組みです。

 

ある銀行では、不動産の評価の50%か1500万のどちらか額の低いほうを限度に、毎月安定した額を長年にわたってお金を貸し付けます。

貸した方は、持ち主が亡くなったあとに、担保(家)を売ってお金を返してもらうことになるのです。

高齢者が築いてきた自らの資産を元に、慣れ親しんだ自宅で最期まで生活することができる、良い選択肢(せんたくし)ですね。

 

それなのにあまり広く利用されていないのには、理由があります。

それは、良い面ばかりではなく、やはり問題点もあるからなのです。

では、いったいどんな問題点があるのでしょうか?

 

リバースモーゲージの問題点とは?

担保になる不動産には家や土地が当てはまりますが、実は住宅自体はほとんど評価が付かないと聞きます。

なので借りられる限度額は、土地の評価額から計算されることが多いでしょう。

 

時間とともに、借り主が長生きになるほど、借りるお金は限度額に向かって増えていきます。

年々価値が下がっていく不動産では、貸したお金全てを回収しきれなくなることもあるのです。

 

アメリカでは当たり前になっているリバースモーゲージですが、日本は長寿国ゆえに、貸した側は赤字になる確率が高くなるというリスクが考えられます。

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日本では、いち早く東京都武蔵野市の自治体で、1981年からこの仕組みを取り入れていたのですが、およそ30年間で119件の利用にとどまり、貸したお金を回収できなかった額が約2500万円となっています。

 

利用件数の少なさから見ると、残念ながらあまり住人たちには浸透(しんとう)していないようですね・・・

 

リバースモーゲージのリスクは?

だいたいの銀行で、利用には年齢制限があります。

申し込み時に60歳~80歳までというのが平均的ですが、長寿な日本人には、長生きリスクというものがあるのです。

お金を借り始めて何年先まで生きるかによって、限度額ではたりなくなる可能性が出てきます。

 

また、長期にわたる融資になるので、変動金利になっているのが通常です。

利息が高くなって、手元に残るお金が思ったよりも少なく感じることもあるかもしれません。

 

前に述べたことから、どの銀行も高額な貸し付けをせず、申し込む方も制度の複雑さや、希望額にとどかないということがあり、リバースモーゲージという仕組みが広がりを見せない一因になっているようです。

 

きちんと専門家に相談して決めよう

なかなか調べてみても複雑な仕組みだったり、分かりにくい表現ばかりが目に付き、つまりはおススメなの?損するの?ということが、いまいち難しい制度です。

自分の場合はどうなのか、銀行の担当者や、専門アドバイザーから話を聞くことをまず第一におススメします!

 

一概(いちがい)に誰にでもメリットが多いものではないと、著名なファイナンシャルプランナーが話していましたが、やはりにわか知識ではなんとも判断に困るところです。

今後を真剣に考えたい方は、ぜひ一度、プロの話を聞きに行くことが一番です。

疑問をすっきり解決した後に、自分の望むライフプランを考えて頂きたいものです!

 

まとめ

日本が世界一の長寿国(ちょうじゅこく)だということは今や世界的に知られています。

しかし人口の比率(ひりつ)が高齢者にかたむくと、働く人が減っていき、年金をもらう人が増えていくので、国のお金が足りなくなっていきます。

 

そうなると若い人たちの負担がどんどん増えていき、不景気も災いして働いても働いても生活が大変になってしまいます。

そうして納められた税金があったとしても、年金だけでは十分な生活を送れていない高齢者もいるのです。

ではそうならないために、長寿国にできる対策とはなんでしょうか?

 

例えば、高齢の方たちが年金に頼らずに生活していける環境をつくることができれば・・・

そんな対策のひとつに考えられたのがリバースモーゲージなのです!

 

良い制度も、使い方を間違えると、デメリットになってしまうこともあります。

仕組みをきちんと理解して、自分にあった老後の経済的な対策を、選びたいですね。

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